R1200GS
GSのいい点に関してはなにしろ疲れない、取り扱いが軽い、そのスタイルからは想像もつかないくらいオンロードでのワインディングが気持ちよくよく走れる。最初の疲れないは、もちろんすべてのBMW車に共通しています。でも、その中でもGSは、快適でライダーを疲れさせません。
ほぼ上体が直立し、シートとステップの距離も大きくひざの曲がりが緩い、そして前後サスペンスのストロークが大きくソフトなので、路面のショックが伝わらない。さらに、目線が高いので、視野が広く、遠くが見やすい。などなど、GSならではの利点が効いています。もちろん、ウィンドプロテクションに関しては、当然RIRTやS、KISには敵いません。でも、ウインドスクリーンは意外にも効果が高く、高速道路のクルージングでは、胸周りに当る風や雨を的確に防いでくれます。
とり回しが軽いというのは、たしかに背の高いので、身長によっては、逆に大変な場合も出てきますが、私の身長(176cm)だと、とても軽く感じます。BMWは、Fシリーズを除いて駆動方式がドライブシャフトですが、駆動系のフリクションが驚くほど小さいことで、押したり引いたりが、とても軽いんですね。その傾向は、1200になってからはどのモデルも顕著です。
ワインディングがすばらしく気持ちよく走れる、というのは、これまたBMWのどのモデルにも共通しています。それは、テレレバー、パラレバーによって、必要以上の姿勢変化が抑えられる(これは、疲れないことにもつながります)。エンジンが無闇にシャープなレスポンスをすることがないので、開けやすい。ブレーキもサーボのアシスト量などが見直されて、軽い操作とコントロール性に優れ、最後はABSがある安心感。ハンドリングが軽快さと安定性の絶妙なバランスにある、などが理由です。
(BMW Club Touring World Vol.44 記事より 抜粋)
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山田 純 - Jun Yamada -
1950年大阪生まれ。21歳で単身渡米。
一年間AMA全米ロードレースに参戦。帰国後、全日本ロードレースに参戦する。その後バイク雑誌編集長を経てフリーランスのモーターサイクルジャーナリストとして二輪各誌やTV.世界GP解説などで活躍。BMW公認のBMWライダートレーニング・インストラクター。‘99年よりBMW
MOJスーパーバイザーとして国内外でのクラブ活動へ参加。ルール&マナーアップ運動のインストラクターでもある。現在、BMW
R1100Sを所有。東京都在住。
やまだじゅんのプライベートトーク
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